これは、iOSアプリ開発者の堤修一さんのために制作した名刺です。名刺サイズがiPhone5Sの画面とほぼ同じ大きさにあることから、iPhoneの上に置いて使える名刺をデザインしました。
名刺には、彼の名字「堤」の「日」の部分に、穴を空けています。 これをiPhoneの上にのせると、穴はちょうどホーム画面のアイコンサイズとぴったり合います。
その「日」のアイコンをタップして開くと、堤さんの顔が現れます。 この状態で、名刺の各所をさわると、小さい堤さんがいろんなことをしゃべってくれます。
ちなみに名刺を外すと、画面は真っ白なため、この状態でタップしても 意味は成立しません。まさに、名刺が意味を補完するガイドラインとなっているのです。
名刺とは、ある意味その人の分身となるもの。堤さんに会いたくなったら、いつでもiPhoneの上で、呼び起こすことができます。 是非、彼と会った際には、名刺をもらってみてください!
1982年生まれ。面白法人カヤックのデザイナー。「空いてる土俵」を探すというスタイルで、WEBやデザインの隙間表現を探求。「貞子3D2 スマ4D」「島耕作のスマホ」「すごいWEB」「prototype1000」「たぶん世界最年少のクリエイティブディレクター」など、ニッチな表現を攻め続ける。
1978年生まれ。iOSアプリ開発者。フルスクラッチで開発しリリースしたアプリは30本以上。代表作は150万ユーザを突破した「バウンドモンスターズ」、AppStore Best of 2012を獲得した「タップ忍者」、カンヌ国際広告祭でブロンズを獲得した「Domino's App」など。書籍「iOSアプリ開発 達人のレシピ100」執筆。